結婚式でのスピーチを頼まれたら

結婚式のスピーチをする時、多くの人は緊張するものです。せっかく指名されたのですから、新郎新婦や両家に喜んでもらいたいと一生懸命に内容を考えるものです。感動させたい、盛り上げたいと思い巡らせて、ついつい欲張ってしまいますが、お祝いの言葉と少しのエピソードだけでも十分です。
まず、自己紹介をしてからお祝いの言葉を述べ、話出します。スピーチの内容は、会社の上司なら仕事でのエピソード、学生時代の仲間なら部活やサークルの出来事、幼馴染みなら子供の頃の思い出など、新郎新婦とどのような間柄かによって変わりますが、できるだけ場にいる人達が微笑ましく思える内容が良いでしょう。一通り話した後、最後にもう一度お祝いの言葉を述べて終わります。
してはいけない事としては、昔の恋愛話など傷つくような話題・下品な話題は避けるべきです。また、いくら親しい仲だといっても友達口調やくだけ過ぎた話し方は聞いている人達を不快にさせてしまいますし、自分の自慢話やPRもしないでおきましょう。加えて、お祝いに相応しくない忌み言葉や縁起の悪い言葉も避けなければいけません。
注意する点の多い結婚式のスピーチですが、たとえ拙い文面であったとしても素直に心から祝福する気持ちを伝えれば、新郎新婦はもちろんその場にいる人達にとって心に響く祝辞となるでしょう。